モアブの後は、今回の旅で第三の国立公園であるCapitol Reef National Parkに向かいました。公園のすぐ近くに位置するTorreyという街を拠点にします。UT191で北上してから、I-70で西に進み、その後はUT-24をひたすら進みます。UT-24は草原やキャニオンの間を進むとても景色が良い道でした。アメリカで州間をまたがる大きな高速網をInterstate highwayと呼び、I-数字で表しますが、一の位が0の数字は東西に長く伸びる高速に付けられています。I-70は、西はユタ州から、東はメリーランド・ボルチモアを結ぶようです。全長2150マイル。
Capitol Reef National Parkは、Waterpocket foldと呼ばれる地形を中心に、川や崖、地層などが色々と見えます。岩の色や植生など、また前の二つの国立公園とか雰囲気が異なる場所でした。ここでは、Hickman Bridge TrailとRim Overlook Trailでハイキングしました。また、崖の間を通る舗装なしの道路があり、ど迫力のドライブが出来ました。
この日は、午後から雪が降ってきたので、ハイキングは諦め、車の移動で、近場のNational forestに行くことにしました。Fishlake National Forestという場所で、世界で一番重く、占有面積が大きいPandoという木に出会いました。一つの木というより、同種の木の林のように見えますが、根で繋がったクローンの集合体とのこと。4月に訪れたSequoia National Parkには、幹が一つの木の中で最大のGeneral Sherman Treeを見ましたが、まさか、こんな形であの木より大きい木に巡り合うなんて。迫力はセコイアの方が断然ありましたが。
この日の夕飯は、ホテルの近くのメキシコ料理屋で食べました。長期休業に入る前最終日の営業だったそうで、再開するのは3月だそう。おそらく、冬の間はほとんど観光客が来ないのでしょう。
翌日、天気も回復したところで、Torreyから南西にあるBryce Canyon National Parkに向かいました。Thanksgivingの週末を過ぎ、だいぶ人出は少ないです。Navajo loop and Queens Garden Loop Tailをハイクしました。グランドキャニオンと似て、崖の上から始まるトレイルです。Bryce Canyonを見下ろせる崖上のViewpointに近づくにつれて、雪を被ったオレンジ色のフードゥーのが広がります。圧倒的自然美でした。より高いところから全体を見下ろせるInspiration pointやBryce pointには車で行くことが出来ます。残念ながら、公園の南西半分は、雪のために閉鎖になっていました。ものすごい長寿の松など、色々見どころがありそうだったので、また来たいものです。
この後、帰りは南回りにGrand Staircase-Escalante National Monumentを通り抜けるルートでTorreyに向かいました。ここも景色最高です。ただ、やや飽きがきています笑
日の入りまで少し時間があったので、Capitol ReefのCassidy Arch Trailでのハイキングにて一日を締めくくることにしました。やや人工的に作られた感じのハイキングコースでしたが、十分楽しいです。何より、Cassidy Archはかなり巨大でしっかりとしたアーチで、なんとアーチ上を渡ることが出来ます。アーチの前は巨大な窪みで、深淵のよう。
夜は、都市から離れていてかなり暗くなるので、星空がとても綺麗に見えます。
翌日未明から明け方に、再び公園内に訪れて星空を眺めていたら流れ星もたくさん観れて感激。Torrey滞在のいい締めくくりとなりました。
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