2018年10月28日日曜日

A joke on metric spaces

微分方程式の教授が、いつも講義の半分が過ぎたところでジョークを言って
少し休む時間をくれる。
Parallel lines are sad, because they will never meet,
and even make the matter worse, they do not know that.

から始まり、
Some mathematicians pitied that and created a metric space in which parallel lines can meet each other.
Then, one night, the mathematician was dreaming, and found himself in an unusual world where parallel lines meet with each other infinitely many times. He was surprised and asked one of the lines what was happening. Then she replied " Well, it is a "norm" here.″


あとから、数学やってないとさすがに分かんねえよなとか思って変に嬉しいというねw
ジョークとか普段あんまり分からないから、尚更w


オックスフォード二年目

気付けば早いもので、オックスフォードに帰ってきてからもうひと月が過ぎてました。

二年目は、カレッジ外に家を借りて住んでいるので、かなり勝手が違います。
ごみ捨てとかトイレットペーパーの入れ替えとか、些細なことが億劫で、
つい後回しにしてしまう笑

しかし、自由に使えるキッチン、講義室まで歩いて2分という好立地など
概ね今の場所での生活には満足しています。

特に、キッチンを使えるようになって、毎日米に日本食を食べれて、楽しい日々。
自炊万歳w

イギリスは、中華系スーパーがたくさんあるし、普通のスーパーにもアジア系の調味料や
食材のコーナーがあったりするので、大抵のものが揃うというありがたい環境で、冬瓜とかエノキとかも食べたりしています笑

It is always surprising how fast time flies when I am in Oxford. One month has already passed since I came back here.

Unlike the first year, I have to live in private accommodation now, in which small things, such as changing toilet papers, taking out trashes... are very bothering.

However, two changes have improved my life so much better. Firstly, the fact that I can use the kitchen whenever I want (last year I couldn't because of dirty dishes left in the sink by someone), and
secondly the house is really well-located in a sense that I only have to walk for two minutes to reach the mathematical department is great (limited vocabulary lol)

In fact, eating rice with some Japanese style side dishes makes my life much nicer and satisfying! Love self-cooking!
The problem of cooking by myself is that it takes time and energy because I have to go shopping, cook, keep the kitchen tidy and so on... But, those issues are really trivial compared to the merits of eating something familiar every night.

2018年6月19日火曜日

Preliminary exam

いよいよ、勉強期間が明け、昨日から試験が始まりました。一週間続きます。長い…

特徴をあげるとすると、
Subfuscというオックスフォードの正装に身を包み、試験を受けます。
基本的には、スーツに蝶ネクタイ、加えてガウンという格好です。
観光客に声をかけられました。なぜ、そんな恰好をしているのかと。(笑)
一応この時期のオックスフォードの風物詩なんですが、暑い中スーツで歩くのは季節感がないですね(笑)

昨日は、初日だったので、胸に白色のカーネーションを付けて試験に臨みました。
気取った大学です。

2018年5月27日日曜日

5週目

講義が終わり、試験勉強期間に入ってから最初の一週間が過ぎました。

今週は、基本的に、チュートリアルの日程に沿って復習を進めています。実際、一問解くのに時間がかかりすぎて、他に手が回っていません。良くない状況(笑)だから、復習してるんですけどね。

今学期に入ってからは、カレッジの図書館は使わないようにしています。カレッジの図書館はFinalists(卒業前最後の試験を受ける3年生)が使うので、一年生は別の場所で勉強しようという通達があったためです。
そこで、一番近くにある法学部の図書館や、自分の部屋で勉強することが多くなっています。

部屋にいることが多くなったことに当たって、机の位置を変えて、部屋の模様替えをしました。
元々、部屋では勉強していなくて、集中する習慣がなかったので、部屋の環境、雰囲気を変えてみようという試みです。

具体的には、以前は、部屋の角で、壁に沿って机が置かれていたのですが、それを窓のすぐ前に移動させました。最上階で見晴らしもいいので、夜カーテンを閉めるまでは、外(主に空)を眺めながら勉強できます(笑)
一日中壁に向き合っているよりは、気持ちにゆとりを持てそうです笑

僕の部屋はカレッジの中で一番高いところにあって、階段上るのが大変で、ハズレの部屋と見る向きもありますが、部屋で過ごすには解放感があってうってつけだと、この頃見直しているところです。

2018年5月22日火曜日

オックスフォード生が解けなかった問題

今日、Multivariable calculus(多変数関数の積分かな?)の復習のチュートリアルがありました。
その中で、取り上げた問題が、実際の試験の時には、誰も解けなかった問題だとのこと。(試験の時には、3問のうちから2つ選ぶ形式なので、そもそも解こうとしていない人も多いはずですが。)
見た感じはそんなに難しそうでもないんですけど(笑)

2015
Find the surface area of the boundary of the region R2 given by
R2 = {(x,y,z) : x^2+y^2<=1, y^2+z^2<=1, z^2+x^2=1}
(5 marks)

という問題。要は、円柱3本が垂直に交わってできる立体の表面積を求めなさいと、そういう話です。(因みに答えは24*(2+sqrt(2))
どういう形になるのかをイメージできれば、Symmetry(対称性)使って意外と簡単に解けるのですが、、、俺は、提出時には全く的外れでした。

ちなみに、二本交差させると、断面が正方形の立体が出来るのですが、それすらも言われるまで全く気付かなかった・・・対称性から自明なんだけどね。真上から見たら正方形だしww

2018年5月21日月曜日

フットサル大会 打ち上げ!

日曜日の夜、Japanese societyとしてフットサル大会に参加したメンバーで打ち上げをしました。
societyで唯一の決勝トーナメント出場を果たしたということで、大会の総括の記事にも、我々のチームのことが言及されるほど!
オックスフォード大学のフットサル大会史に名を残す偉業を達成(笑)

https://ouafc.club/posts/2018/5/18/pembroke-win-futsal-cuppers

打ち上げの場所は、High street にあるThe Mitreというところで、揃ってステーキを頂きました。美味かった!

2018年5月19日土曜日

群作用

最近のGroup actionのプロブレムシートでは、4面体とか6角形の辺を、n色を使って塗り分ける方法の総数についての問題を数題解いている。

こういう単純そうな問題の裏にも、群論が潜んでいるということに感動する。
しかし、同時に、5角形とか、4面体とか、そういう単純なものについて、講義を受けて、真剣に問題に取り組んでいる自分が間抜けにも思える(笑)

2018年5月17日木曜日

Japanese train departs 25 seconds early - again

BBCのニュースのアプリをたまたま開いていたら、珍しく日本のニュース。
面白い(笑)25秒早く発車は良くないなw

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-44149791

謝罪の言葉、「お客様に大変迷惑をかけた。申し訳ございません」的なところが、
"great inconvenience we placed upon our customers was truly inexcusable".
って訳されてたのもなんかおかしかった(笑)

2018年5月15日火曜日

Math dinner

月曜日の夕方、7時からカレッジの数学をやっている人々(undergraduates, postgraduates, tutorsを含める)のディナーがありました。40人弱の人が来ていました。。

普段利用している食堂とは異なる、old dining hallという場所での食事でした。
ドレスコードは、オックスフォードらしくBlack tie、つまり、黒いスーツに黒の蝶ネクタイというスタイルでした。どうも、僕が着ると不格好な感じがしてしまうんですが、イギリス人でスラっとしている人たちは、うまく着こなしてて羨ましいです(笑)

食事自体は、いつものフォーマルホールと同じような感じでした。

7時から30分くらいの間、シャンパン(スパークリングワイン?)を屋外で飲むところから始まり、僕は10時過ぎまで、食事、その後の歓談(笑)を楽しみました。

2018年5月13日日曜日

日曜日の朝

日曜日だが、土曜日の夜に早く寝たおかげで、今朝は早く起きた。

少し部屋の片づけなどをした後、まとまった洗濯物を抱えてLaundry roomに向かう。
4つある洗濯機は、いつもならばフル稼働しているところだが、すべて空だった。
今は、精算機の故障で、洗濯機の使用が無料だ。そこで、二機を使って、洗い始めた。
この回転が止まるまで、約50分掛かる。

昨日は雨が降ったのに反し、今朝の天気は良好、日差しが気持ちよかった。洗濯が終わるまでの間、外を散歩することにした。

昼間ならば、足音が絶えないHigh Streetも、日曜の朝7時はとても静かで、落ち着く。朝の空気を楽しみながら、有名な図書館Radcliff cameraまで歩いた。路地に入ると、浮浪者が道端で寝ているが、彼らの欠伸まで聞こえてきた。

普段は観光客に囲まれている場所だが、誰もいないとまた違う雰囲気だ。
いつもより、街全体が、威厳に満ちて、また綺麗に見えた。

少し大回りをして、カレッジに戻った。これまで、朝は部屋にいるか、思い切ってランニングするかだったが、たまには散歩するのも悪くない。


2018年5月8日火曜日

St peter's college, formal hall

St peter's collegeというカレッジのフォーマルディナーに行ってまいりました。
今学期初のフォーマルホールです。

St peter’sは、店がたくさん並ぶ中心街のすぐ近くにあるカレッジです。中の建物は、新しくて、綺麗に整備されていました。

ドレスコードはなく、ガウンを羽織るだけで、緩めでした(笑)
最終学期ということもあり、人は少なめで、3列に並んでいるテーブルのうち、真ん中だけが使われている状態でした。

食堂は、珍しく二階にあって、こじんまりとした作りでした。クライストチャーチのような、装飾、絵は少ないけれど、これはこれで落ち着いた雰囲気です。(人が少なかったからかな?)天井は黄色で、明るくて、かわいい感じ(笑)

 下は、メインとデザートの写真です。暗めで映りは良くありませんが、美味しくいただきました。


2018年5月4日金曜日

Oxford meets Sake

先日、Oxford sake society の最初のイベント、Oxford meets sakeにボランティアとして参加しました。

6つの蔵元が来ての、テイスティングのイベントでした。
(宝酒造、浦霞、土佐鶴、出羽桜、西の関、明石鯛)

スパークリングの日本酒から、大吟醸、29年物の古酒などかなり幅の広い日本酒を楽しめました。
美味しいお酒が飲めたので、かなり満足です(笑)

ちなみに、お酒関連の単語をいくつか
蔵元 brewery
古酒 aged sake
発酵 fermentation
米を磨く polishing (milling) rice
甘口/辛口 sweet/dry


下の写真は、ボランティアの人たちでもらったお酒です。
僕は、真ん中にある梅酒を頂きました。

2018年5月2日水曜日

Trinity term の数学

今学期の授業の内容について書いていなかったので、簡単にまとめます。

今学期は、学年最後の学期ということで、学期の最後に試験があります。
それに伴い、講義の日程なども変わっています。

具体的には、最初の4週間は今まで通りに、講義とチュートリアルが中心です。そして、後半の4週間は、講義がなくなり、試験勉強の期間になります。その間も、復習のチュートリアルはあるようです。

さて、こうした日程の関係から、講義の予定も多少変則的で、
科目は、1つ減って4つ、以下のようになっています。

Analysis 3  (解析)
Groups and group actions (群および群作用)
Statistics and Data analysis (統計とデータ解析)
Constructive mathematics  

Constructive mathematics は適当な訳が思いつかない・・・

ただし、統計は、週4時間の、毎週プロブレムシート二枚になっているので、実質的な分量は変わっていません。

さらに詳しく説明すると、
解析では、積分についての理論を勉強します。
群論は、2学期の続きというかたちです。今週から、群作用に関する部分が始まりました。
統計は、文字通りで、今のところ、最尤推定(Maximum likelihood estimation)や、信頼区間(Confidence interval)について習いました。実は、IBでやった内容との重複が多いです。
最後に、constructive mathematics は、いわゆるアルゴリズムに関する教科です。純粋数学と、応用数学の中間にある領域と説明されました。簡単なものですが、Matlabを使って説明したり、問題を解いたりすることもあります。(ユークリッドの互除法など)

最尤推定って、聞きなれなくてかっこいいなと思ったら、もっとももっともな推定と気付いて、納得。(笑)
訓読みすると、同音異義語が二つ並ぶという面白い用語だった(笑)



2018年5月1日火曜日

フットサル大会

3学期は、サッカーはシーズンオフですが、代わりにフットサルの大会があります。

5チームのリーグ戦の後、上位2チームは決勝トーナメントに行けるそうです。
今回は、Japanese societyの一員として、参加しました。

一回戦は、St Anne'sのセカンド、二回戦はSt peter'sのファーストと対戦しました。
そして、なんと、両試合共に勝利しました!(笑)
スコアは、2-0と3-2。

きっと、相手も驚いたことでしょう、まさかJapanese societyが強豪だとは(笑)
まさかの勝利に、ぼくたちも驚いきました(笑)
これで、決勝トーナメント進出もなかなか固い位置につけました。

体格差をはねつけて、連携と作戦の勝利です。

2018年4月30日月曜日

May morning

5月1日の朝、6時、そとからの聖歌の声で目を覚ましました。

いつもとは違う出来事に違和感を覚えつつ、窓からMagdalen collegeの方を眺めると、Magdalen bridge を埋め尽くす人の群、Magdalen collegeの屋上にいる人々が目に入りました。寒い中、奇特な人々だ(笑)

調べたところ、May Morning と呼ばれる、毎年行われるイベントだそうです。5月に入り、春の訪れを祝うのだとか。日本人からすると、春の訪れはすでに過ぎていますが、こちらの気候で考えると、まだまだ寒いので妥当に思われます。

昨日までの過去一週間は、曇りや雨が続いて天気も悪かったのですが、当にこの祝いに応えるかのように、今日は一面の青空です。このまま、本当に暖かくなってほしいものだ。

聖歌の合唱はすぐに終わっても、鐘の音が30分以上響き続けています。

2018年4月29日日曜日

漢字はすごい

先日、オックスフォードにいる日本人の先輩と漢字についての話を少ししました。

科目の一つで、生物系の工学の勉強をしている方で、その中に出てくる単語の分かりにくさと比べ、漢字を使って表記された時の簡潔さが、漢字の有用性を物語っているという話になりました。(笑)

例えば、いくつかの血管の名前で
artery, aorta, vein, vena cava, capillary
などは、それぞれ
動脈、大動脈、静脈、大静脈、毛細血管
という意味の英単語です。
また、白血球、赤血球は、leukocyte, erythrocyte (red blood cell)
というらしいです。

英語の方は、発音すらよくわかりません(笑)
ラテン語からきているそうで、見るからに難しい語群になっています。
他方、漢字は、漢字を知っているという前提はあれど、発音は明白で、意味も類推できる。そういう意味で、漢字は優れた体系だと感じました。

これらも含めて、外来語を日本語に翻訳していった先人達の知力に驚嘆します。
と同時に、外来語のカタカナ表記が増えている昨今の日本語は、ある意味、翻訳を放棄している我々の怠慢かもしませんね。

first week

早くも、一週目が過ぎようとしています。

少しずつ、春の休みで緩みきった試験への緊張感が戻りつつあります。本当に、勉強しないと(笑)
話を聞くと、もう過去問を解き始めている人がいるので、うかうかしているのは良くないなと気付き始めました。

最近は、寒い日が続いています。天気は大抵曇りか雨で、寒がりの私は、時にウルトラライトダウンを着るくらいの寒さでした。

一昨日、カフェで勉強していたら、折り畳み傘を忘れてしまったのですが、翌日、確認しに行ったら、お店の人がキープしておいてくれました。

2018年4月26日木曜日

寮について

住んでいる寮について、書いていなかったので、少しまとめてみます。

オックスフォードの学部の一年生は、基本的に、各カレッジの提供する寮に住むことが出来ます。二、三生以降だと、カレッジごとに異なっていますが。

私のカレッジの場合には、1年生はmain site、つまりカレッジ内にある寮に住む人がほとんどです。ランダムに部屋が割り当てられています。

私は、その寮の中でも最も背が高いKellyという建物の最上階(4階)に住んでいます。4階ですが、groud floorは食堂になっていて屋根が高いので、実質、日本でいうところの7階にあたります。なので、螺旋階段を毎日複数回6周しています(笑)
部屋からの眺めが良いのが、長所ですね。
私の部屋は、東向きなので、朝日が入って気持ちが良いです。逆側は、ちょうど街の中心部を向いているので、有名な建物(図書館など)がよく見えます。

すべての部屋は、一人部屋で、大半はトイレ、シャワー共用です。私の部屋も、シンクだけついていて、トイレ、シャワー共用です。

キッチンは、同じフロアに二つあり、それぞれ6人で共有という形です。同時に料理できるほど広くはありませんが、全員が使うわけでもないので、そこで問題が起きることはありません。
私は、昼飯はよく自炊しますが、フライパン、包丁などは、別の学生が持ってきたものを使わさせて貰っています。

2018年4月25日水曜日

知識は定義可能か

法律を勉強している友達が、哲学の授業の宿題のエッセイで出されたテーマが、
知識(knowledge)は、定義できるのか?
というものらしく、夕飯の時に、物理科の人と一緒に議論というような形になった。

IBの時にも、tok(theory of knowledge)で、知識について少し考えが、そもそもの知識の定義については考えていない。考えてみれば、よくそれで、tokなんて授業が出来たものだ(笑)

いくつか例をあげてもらったが、軽く考えたくらいだと、意味のある、筋の通った定義など思いつかないし、難しいなということはなんとなく分かってくる。

話の中でも、知識は真である必要があるという前提で、すべてのいわゆる知識といわれているものも、完全に真とは言えないから、知識は定義できないという話になった。
ただ、エッセイを書こうとしている本人からすると、知識獲得の過程で、問題が生じるから、知識は定義はできない、という構成で書きたいみたいだったけれど。

まあ、間違っていても知識は知識って思うけど、本当の意味での知識は、また違うものなのかな。

定義付けとか、知識とか、数学もそうだし、学問全体に通じる話ですよね。そういう意味では哲学も面白いなとは思いました。絶対エッセイとか書きたくないけれど。

話の終わりに、物理科の人が、カントの話とかをし始めて、教養の深さに感心した。

2018年4月24日火曜日

積分の始まり

三学期に至り、遂に積分の厳密な定義が出来るようになります。

早速、最初の授業で、step function の導入から、積分の定義付けが行われました。定義については、複数の方法があるみたいですけどね。今回出てきたのは、Riemann integralです。
一番直観的で、わかりやすいらしい。
未だ、よくわかっていませんが。

長らく、証明もないままに、積分のやり方をたくさん勉強してきた身としては、感慨深いです(笑)

2018年4月23日月曜日

First day back to lectures

漸く、大学が再開しました。
学期最初の講義がありました。

これまでと同様、9時から11時まで、1時間の講義が二つです。
最初は、統計、二つ目が群論の講義でした。

1学期に確率をやったのですが、統計はそれと近いところから始まるようです。
確率は、モデルからデータという方向であるのに対し、統計はデータからモデルになんだという話をされました。そういう意味では、当然ですね。
ちなみに、懐かしい省略形が出てきたので紹介します。

i.i.d.rv (independent, identically distributed random variables)

かなり助かります。(笑)

群論は、二学期の続き、homomorphismについてでした。

昼飯作りも再開です。記念すべき最初の料理は、卵は抜き(買い忘れ)のカルボナーラ風のパスタにしました。チーズ多めに入れてみたら、悪くない出来です(笑)

2018年4月22日日曜日

最初の週末

イギリスに来てから最初にして、学期が始まる前最後の週末が過ぎました。

土曜日には、ロンドンで行われたキャリアフォーラムに行ってきました。
日本語と英語のバイリンガル向けの就活イベントです。内定などもちょくちょく出ているようです。
ただ、私は、面接などは行わず、企業説明を聞いたり、セミナーを聞いたりしていました。

ロンドンなのに、日本人ばっかりという光景に驚いたのですが、それ以上に意外だったのが、高校の部活の先輩にばったり会ったことです。
そもそも、イギリスに留学していることすら知らなかった先輩と会い、後半はずっと喋っていました(笑)就活イベントだったし、飯など行く時間はなかったのですが、再開の約束をしました。

ありきたりだけど、留学をしてから、世間は狭いなーともよく思います。フェイスブックの共通の友達とかで、意外な人がいたりとか。
留学している人が少ないってことなのかな、とも思いますけど。

2018年4月20日金曜日

Collection 二度目

二度目のコレクション(先学期の内容に関する確認テスト)が終わりました。
午前午後に、それぞれ一枚ずつペーパーを解きました。
カレッジごとに行われているのですが、僕らのカレッジは、実際の試験も行われるExamination schoolという場所で行われます。ハイストリートを挟んで、カレッジの目の前にあります。

最初にやったのが、純粋数学の試験で、二時間半、二つ目が応用で、3時間の試験でした。
今学期の復習に向けて、気が引き締まります(笑)


といいつつ、試験のあとには、日本食レストランと、バーみたいなところに行ってきました。
下の写真の、「Taberu」というところで、かつ丼を食べました。普通に美味しかった。
東洋系っぽい店員に日本語で話しかけたら、日本人じゃなくて、何言ってんだこいつって顔されてしまった(苦笑)

2018年4月19日木曜日

北京経由でイギリスへ

 3月半ばから一か月以上のイースター休みを挟んで、遂にオックスフォードに帰って参りました。日本よりもかなり涼しくなるのかと思っていたら、今日はかなり暑いです。最高気温25度いっているよう。
 今回は、Air Chinaを使っての北京経由の便で来ました。家から、カレッジの自分の部屋まで、全体でかかった時間は、26時間です(笑)
(日本時間で朝の6時頃家を出発し、イギリス時間で夜中の12時に到着でした)
 羽田空港は、いつもよりかなり混んでいたと思います。出発の一時間半前に空港に着くようにしたのですが、搭乗手続きと、荷物検査で思いの外、時間がかかり、飛行機に乗れたのはギリギリ搭乗案内終了のところでした。
 しかし、待ちの本番は北京空港でした。国際線の乗り換えなので、簡単だと思っていたら、荷物検査を抜けるまでに二時間くらいかかりました。
 車椅子の人々がなぜか引っ切り無しに現れ、僕を抜いていき、優先列に収まったり、ヨーロッパ人らしい女性が、しれっとした顔で列を無視して前に行ったり(笑)、それに検査が、問題があると、それが解消されるまで次の人の番が来ない、という方式だったからだろうか。
 
 ただ、検査を抜けたら、大学の友達と会えて、彼と一緒に昼飯を食えたので、まあ良かったかな。
 そこからは、ある程度予定通り。ヒースローの入国審査に1時間ほど掛け、1時間半バスに乗って、オックスフォードに向かいました。
 ここで、誤算というか、見落としだったのが、カレッジの正門は12時に閉まってしまうため、部屋の鍵をもらえなくなるかもしれないということでした。
 案の定、門は閉まっていたのですが、まだ門番(porter)の方が中に残っていて、僕のために門を開けてくれて、ぎりぎり間に合いました。良かった。
 

2018年1月18日木曜日

分数の読み方、いろいろ

英語で数学をやるにあたって、最初の混乱は、分数の読み方の違いでした。

日本語であれば、2/7 とあれば、7分の2と、分母を読んでから分子となるわけですが、英語だと順番が逆になります。

最近は、日本語で読んでるつもりでも、頭の中でa分のbと読んでいる自分がいます(笑)


で、そこまではいいんですけど、最近になって、分数の読み方多いなあ、ということに思い当たりました。
ということで、いくつかリストアップしてみます。

a/b つまり b分のaという分数の読み方

思うに、一番普通なのが、a over b という読み方です。
基本どんな分数でも使えます。分子が先に来ます。
分数の形を考えれば、bの上にあるaって感じですかね。

これに似た形なのが、a on b というもの。
Linear algebra Ⅱの教授がこの言い方してました。
分子が乗っかっているイメージ、と思えば納得(笑)


他にも、分数は割り算なんで、割るという動詞divideを使って、
a divided by b、あるいは、divided は省略して、a by b 
とも言います。


a, bの部分が、小さい数字だったら、次の言い方が一般的です。
1/3は a third (one third),
4/7なら、 four seventh
つまり、分母の数字に、thを付けて、それが何個分かで表現するパターンです。

ちなみに特殊な例として、
1/2は a half 、1/4は a quarter になります。
この場合は、one over twoとか one over fourっていう言い方は、通じるけども、誰も言いません。


他にも、1/xとか、分母が文字だったら、指数表現で
x to -1 とか x to the power of -1 とも(笑)


最後に、面倒なのは、文字式の分数で、分子に複数の項があるときです。
たとえば (2x+5)/2
だったら、two x plus five "all over" two に(笑)
逆に、そう言わないと、2x + 5/2ともとれるので、その曖昧さ回避の意味もありますが。


似た表現を考えると、
例えば広告とかで、三人に一人が~っていうときには、
1 out of 3 だし、
普通の比を言うときは、one to three(1対3)になります。
どっちも意味的には、分数と同じですよね。

蛇足ですが、分数に関係するほかの英語は、
fraction 分数、quotient 商、reciprocal 逆数
numerator 分子、 denominator 分母
など。

Quotientは、微分の公式の名前とかに使います。
d/dx (f(x)/g(x)) のやつ。

2018年1月16日火曜日

二学期(Hilary term)

オックスフォードの二学期は、Hilary termと呼ばれます。
1月14日から3月10日の8週間です。

数学科は一学期と同様、5教科同時進行で、毎日9時から11時に二コマの講義があります。
その教科は、

Linear algebra 2 / Groups group actions
Analysis 2
Fourier Series and PDEs
Multivariable calculus
Dynamics

一番上の二つは、前半にlinear algebra、後半はgroups and group actionsになるようです。

付加的に、Matlabという計算ソフトを使った課題があります。一応、全体の2%分成績にも影響する模様です(笑)

教授が、全タームとは変わったのですがやっぱりどの人も個性的です。特にAnalysisの人は、話すのが遅いのに、which とかwhetherとかめっちゃ使ってきて、英語の理解が追い付かなくなることが泣

面白かったのは、昨日の講義で、イントロダクションのあとの最初の板書が、
"Main thing for Today"っていう(笑)
多分間違ってないんだけど、響きが変な気がしました。

2018年1月12日金曜日

Collection

学期が始まる前週の金曜日、Collectionという名の試験がありました。
成績には反映されない、基本的に一学期の内容を確認するテストです。

カレッジごとに行われているようで、二、三百人入るような部屋で、各々教科毎の列に座り一斉に受けました。
数学科の一年生は、午前9時からと午後2時から、それぞれ2.5時間の試験でした。
一枚目はPure (解析、線形代数)、二枚目がApplied Maths(幾何、微積、確率)のペーパー、やっぱり二枚目のほうが解きやすい印象です(笑)

休みの間に、もっと復習しておけばよかったとも思いましたが、まあ、これで一段落。
これからまた、数学、楽しんでいきたいと思います。

久しぶりのイギリス

一か月の休みはなかなか馬鹿にできない。

周りの学生がしゃべるのが速すぎて、何言ってるのか半分以上理解できてません泣

帰る前はそこそこ聞き取れていたはずなのに…
また英語に慣れるところから始まることになるとはね(笑)


時差ボケがかなりきつくて、二日連続で夕飯を抜く羽目に。
食堂が開いてるのが6時から7時半くらいなのですが、それに合わせて、眠りこけてしまった。夜中までウトウトしながら粘って、12時にベッドに入ったら、3時半に目が覚めました。

2018年1月10日水曜日

イギリス到着

長かった冬休みが終わり、イギリスに到着しました。
成人式で、懐かしい友達ともたくさん会うことができて、本当に良い休みでした。

常と変わらず、今回も到着はヒースロー空港でしたが、前回の倍くらい入国審査で並んだ気がします。4時過ぎについて、預け荷物を回収できたのが6時近いという有様。

天気が良かったので、飛行機から、ロンドンの街並みが綺麗に見えました。

そのあと、わざわざ電車を使って、Central bus stationに向かってから、オックスフォード行きのバスに乗ると、最初のバス停がターミナル5、到着したところだったので、骨折り損もいいところでした。
せめてもの救いは、Heathrow expressに無料で乗れることを思い出しターミナル間の移動はお金がかからなかったことです。

カレッジについてから、荷物の整理を済ませると、眠気に抗えず、夕飯を食わないままにとりあえず寝ました。