2025年4月5日土曜日

英語の慣用表現 Sausage making

職場で出会った英語の慣用表現。

Sausage making (how the sausage is made) 意味は、文字通りソーセージ作り。転じて、表には出てこない汚くて取り散らかった実務のこと。

They paint rosy pictures, ... but there is sausage making we have to do. (あいつら綺麗事抜かしてるけど、その裏でごちゃごちゃした仕事を俺たちで片付けないといけない。) 
みたいな感じに、若干自嘲的な皮肉として使ったりしてます笑

英語の慣用表現 Rosy picture

アメリカの職場で、色々と英語の慣用表現に出会います。
Rosy picture 直訳すると薔薇色の絵。

例えば、
In the meetings, 〇〇 always paint rosy pictures .(会議で、〇〇はいつも綺麗事ばかり話している。)

みたいな感じに、楽感的、綺麗事な内容で、現実に即してないと小馬鹿にするときによく使います笑

英語の慣用表現 Under the weather

職場で出会った英語の慣用表現。

Under the weather 体調が悪いこと。

日本の学校では習わなかった気がするけど、休みの連絡するときなどにも当たり前に I am under the weather...みたいな感じで使ったりする。
仕事始めて、ようやく知ったけど、当たり前の表現らしい。
風邪気味など、軽目の体調不良の時に、具体的な症状はぼかしたい時に使ってます。

2025年4月3日木曜日

英語の慣用表現 The squeaky wheel gets the grease

職場で出会った英語の慣用表現。

The squeaky wheel gets the grease 直訳すると軋むタイヤにはグリスが塗られる。転じて、文句など言う人の方が、周囲から気付かれてサポートなどを得やすい、と言うような意味。

アメリカのカルチャーだと、教えてもらいました。事なかれ主義で黙っているより、何かあったらきちんと言えってことみたいです。

英語の慣用表現 The ball's in someone's court

職場で出会った英語の慣用表現。

the ball's in someone's court 球は、(人)のコートにある。つまり、その人が仕事なり決断なりをする番ということ。

例えば、
OK, we have done ・・・, now the ball's in their court. (よし、俺らは・・・をやったから、これからは彼らの仕事だ。)

みたいな感じで、仕事の状況を確認するときなどに使ったりします。

2024年1月6日土曜日

2023年、アメリカ旅行まとめ

 昨年は連休の度に旅行に出掛けてアメリカのたくさんの都市を訪れた。

ノースカロライナ州、 ウィンストン=セーラム・ ウィルミントン・アウターバンク・アッシュビル
サウスカロライナ州、コンガリー国立公園
ヴァージニア州、シェナンドア国立公園
アリゾナ州、フェニックス・グランドキャニオン国立公園
イリノイ州、シカゴ
ワシントンDC
ネバダ州、ラスベガス
ユタ州、ザイオン国立公園
カルフォルニア州、ロサンゼルス
ニューヨーク州
コネチカット州、ニューヘイヴン
マサチューセッツ州、ボストン  などなど

 ノースカロライナの街には職場の友人と週末に度々行っている。グリーンズボロから車で30分ほどのウィンストン=セーラムはなかなか歴史のある街で、18世紀ごろの街の雰囲気を残したOld salemやタバコで儲けたReynolda家の邸跡など見どころが多い。ダウンタウンのあたりでは骸骨がモチーフの置物やグラフィティアートが多かったり、個人経営の雑貨屋のような小さな店がたくさんあったりと味がある。

Krispy Kremeは、ウィンストン=セーラム発祥です。下はOld Salemにある記念碑。

 ウィルミントンとアウターバンクは、ノースカロライナの大西洋岸にある街だ。それぞれ海岸線南部と北部に位置していて、ビーチが有名。ウィルミントンは1898年には虐殺事件があったようだが、今ではリゾート感が漂っている。アウターバンクはライト兄弟が世界で初めて飛行に成功したKitty hawkが見所だ。現在は記念公園が作られていてライトフライヤー号の展示や飛行の記念碑がある。飛行機に関わる人間として感慨深い。加えて会社の同僚に誘われて6月あたりからハイキングを始めた。グランドキャニオンを降りきって帰ってこれる体力をつけることを目標にして、6〜8月の週末に近隣の山や国立公園へ出掛けていた。いろいろな街を訪れることで、住んでいる地域のことを少しずつ知ることができて嬉しい。

大西洋から登る太陽、 ウィルミントンのビーチより。
アウターバンクス、ライト兄弟記念公園
日の入りを観にハンギングロック州立公園でイブニングハイクをしたときの写真。

 そして9月、グランドキャニオンでは約6時間のハイキングに挑戦。行きは降っていくほどに植生が砂漠気候のものになっていき、徐々に暑くなってくる。折り返し地点では周囲が開けて、黒や褐色の美しい地層の絶壁に全方位を囲まれ自然の大迫力に圧される。パンゲア大陸より以前から堆積してきた地層が偶然にも垂直に隆起し、コロラド川の濁流に削られ続けてできた地形だという。日本では見られない自然を感じることができて興奮して、アメリカが少し羨ましくなった。

グランドキャニオン、プラトーポイントから。コロラド川が作り上げた峡谷が絶景でした。

 11月18日から25日にかけて、高校の友人とアメリカの四都市を周遊旅行した。シカゴ・ワシントンDC・ラスベガス・ロサンゼルスの4都市とZion, Joshua Treeの2つの国立公園を訪れた。
 最初にシカゴで友人と合流する。シカゴ都市圏はアメリカの中でニューヨークとロサンゼルスについで第三の大きさらしい。中心地は道路が垂直に交わっていて計画的に築かれた街だと分かる。高層ビルの立ち並ぶ中心地の付近は繁華なエリアがたくさんあり活気を感じた。市中を抜けるように伸びるRiverwalkからはとりわけトランプタワーが目につく。アメリカは都市と言っても観光でさえ車を前提とする場所が多いが、2日間を過ごす分にはDowntown周辺を徒歩で回るだけで十分に楽しめた。特にThe art institute of Chicagoは入場料35ドルと高かったけれど、ヨーロッパ系の宗教画から印象派に連なる展示、アジアやネイティブアメリカンの作品など作品の系統が多岐に渡りとても楽しめた。シカゴはミシガン湖の沿岸に栄える都市だが、この湖は海にしか見えない。水辺の大都市と思うと、ダウンタウンの風景がシドニーと似ている。
下は夜のシカゴ、Riverwalk近くから。

 ワシントンDCは、通りや地下鉄などもしっかり整備されていて、落ち着いているなという感じ。ホワイトハウスがある街。今回は、American History Museumに行って戦争史などを見物してきた。同じタイミングに学会で来ていた友人とも会って、小同窓会になった。
 ラスベガスはアメリカの中でも異彩を放つ街だった。中心地は、そのエリア全体がテーマパークのようだ。モダンなガラス張りのビル、古代ローマ風の商業施設、リゾート風のホテル、高級ブランドのショップの密集、屋内で現れる突然のベネチア風の一角など目を見張るものばかり。他にも巨大なLEDドームのSphereや、エッフェル塔、至る所にあるカジノ(空港の中にさえスロットルのような機械が置いてあった)など、アメリカ人の雑多な憧れが詰め込まれた愉快な場所だ。ビュッフェが有名らしく試してみたかったが、今回はビートルズがテーマのサーカスを見つけてそちらを優先した。
巨大なLEDドームのSphere。毎日中でショーをしてますが値が張るので断念。
ラスベガスの街中に現れるエッフェル塔

 ラスベガスからLAの間は車で移動した。だだっ広い砂漠をひたすら進む。カルフォルニアといえども東半分は何にもない。LAは流石の大都市で、1日半ほど過ごしただけでは全く見切れた感じがしない。シカゴよりも賑わう場所が散在していて観光には不便だった。もっと時間をかけたり現地の人に案内してもらったりできればこの場所の良さも感じられるのだろうけど、大都市ゆえに取っ掛かりが難しかった。Little Tokyoでは、美味しい寿司を食べたけれど値段が気になって小食気味に。
岩肌の丘くらいしか視界を遮るものがない道を数時間LA に向かってドライブしました。
旅の最終日にサンタモニカから見た太平洋に沈む太陽。旅の間ずっと天気に恵まれたことに感謝です。

ラスベガス、LA観光の合間に、二つの国立公園、Zion National ParkとJoshua Tree National Parkにも訪れた。
今の所、アメリカの国立公園はどこも期待を裏切らない。Zionはオレンジ色の岩肌やユニークな植生が広がる公園で、雄大な景色が圧巻だ。Angel Landingという登山ルートが有名らしいが、混んでいたため今回は断念した。Joshua Treeは名前の通りJoshua Treeというここでしか生えていない植物の群生地として有名な場所だ。砂漠の中で岩場やこの木の群生を見ることができる。規模がすごい。岩場のあたりは微妙な位置関係によって局所的な植生などが大きく変わっていることがハッキリと見えて面白い。
ザイオン国立公園, Watchman Trailから
ジョシュアツリーの群生

 最後は、年末の冬休みにノースカロライナのアッシュビル、そして東海岸北部のニューヨーク・ニューヘイブン・ボストンを訪れた。
 アッシュビルは、ノースカロライナの西部、アパラチア山脈の山間部にある街だ。繁華街がコンパクトにまとまっていて雑貨屋なども多い。他のノースカロライナの都市よりもたくさんの人が街中を行き交い賑わっている。ここにあるスペイン料理のレストランが絶品なのでリピートした。今回も大満足。
下はスペイン料理屋、Curateでの食事。とても美味しかったので載せます。
 そのうえ、この街にはBiltmoreという19世紀末に作られた豪邸がある。鉄道業や貿易で成功を収めたビジネスマンがこの地の景観に気に入って建てたアメリカ最大の個人所有の屋敷だ。庭の入り口から屋敷まで車で45分掛かる。ヨーロッパ趣味の巨大な建物なのだろうと高を括っていたら、アメリカならではの装飾や調度品、個人の住居らしい実用性が感じられるうえ、当時の最新技術を駆使した設備や建築方法の解説を聞けて大変楽しめた。
昼間のBIiltmore estate
夜に屋敷の中をツアーしました。クリスマス仕様になっています。


 ニューヨークは、華やかで洗練されているけど、やっぱり匂いが気になるしお金がかかる。バスルーム付きの宿泊先をニューヨークで探したところマンハッタンでは一泊$200〜300が最低ラインだったので、かなり郊外のクイーンズの駅近で泊まった。そこがFlushingという中華街で、中華系の人や看板だらけの場所だった。マンハッタンから電車で1時間ほどの場所だが、ほとんどアメリカらしさが見当たらない。マンハッタンに着いたら、ジャズを聞きにいったり、little Italyで食事したり、Times squareを歩いたりと観光地を巡った。ノースカロライナの生活に慣れた身からするとどこにいても人が多いことに驚かされる。
 ニューヨークとボストンの間でニューヘイブンに停まった。ニューヘイブンにあるイェール大学はオックスフォードのカレッジを真似したような建築が多い。研究が盛んな世界トップクラスの大学を案内してもらって大いに楽しんだ。
 そして、年内最後はボストンに向かった。ここもアメリカの都市の中で独特の雰囲気を持っている。一言で言えばヨーロッパらしい。街の中心では、教会などの古い建物が散在しているし、石畳の歩道や、車には向かない細くて曲がった道もある。この街並みや地名を見て、ヨーロッパとアメリカの歴史のつながりを肌身で感じれた。実は、アメリカに住むようになってからあまりにヨーロッパとは雰囲気が異なるので、日本で言われる欧米という言い方を横暴に感じていたけれど、漸く腑に落ちた。
イェール大学の建物、オックスフォードにそっくりです。
ボストン、ケンブリッジのハーバード大学の図書館(多分)。学期外で静かでした。
ボストンの街なかで見かけた教会のライトアップ。

 昨年は、仕事をしつつもたくさんの場所を巡ることができて素晴らしい一年でした。今年もいい一年になりますように。

2023年8月4日金曜日

アウターバンクス

ノースカロライナの海岸線の北部に沿って伸びる細長い砂洲、アウターバンクスに行ってきました。
ライト兄弟が、初めて飛行実験に成功したことで有名なKitty hawkがある場所で、国立公園として整備されています。
4回の飛行試験の距離ごとに記念碑があり、試験をする度に湧く興奮が目に浮かぶようです!

Visitor centerから一番距離の遠い4番目の飛行の記念碑の近くで写真を撮る人がなぜか多い笑 私も例に漏れず、記念撮影しました!

白浜のビーチが綺麗に整備されている上、人多くなく、とても気持ちのいいビーチです。また、海水浴のために来たいところ。
(写真は、南に下った方の人が少ないエリア)

殻を剥かずにそのまま食べることができる蟹(soft shell crab)や海鮮料理を食べ、食欲の方も満足でした。