2018年1月18日木曜日

分数の読み方、いろいろ

英語で数学をやるにあたって、最初の混乱は、分数の読み方の違いでした。

日本語であれば、2/7 とあれば、7分の2と、分母を読んでから分子となるわけですが、英語だと順番が逆になります。

最近は、日本語で読んでるつもりでも、頭の中でa分のbと読んでいる自分がいます(笑)


で、そこまではいいんですけど、最近になって、分数の読み方多いなあ、ということに思い当たりました。
ということで、いくつかリストアップしてみます。

a/b つまり b分のaという分数の読み方

思うに、一番普通なのが、a over b という読み方です。
基本どんな分数でも使えます。分子が先に来ます。
分数の形を考えれば、bの上にあるaって感じですかね。

これに似た形なのが、a on b というもの。
Linear algebra Ⅱの教授がこの言い方してました。
分子が乗っかっているイメージ、と思えば納得(笑)


他にも、分数は割り算なんで、割るという動詞divideを使って、
a divided by b、あるいは、divided は省略して、a by b 
とも言います。


a, bの部分が、小さい数字だったら、次の言い方が一般的です。
1/3は a third (one third),
4/7なら、 four seventh
つまり、分母の数字に、thを付けて、それが何個分かで表現するパターンです。

ちなみに特殊な例として、
1/2は a half 、1/4は a quarter になります。
この場合は、one over twoとか one over fourっていう言い方は、通じるけども、誰も言いません。


他にも、1/xとか、分母が文字だったら、指数表現で
x to -1 とか x to the power of -1 とも(笑)


最後に、面倒なのは、文字式の分数で、分子に複数の項があるときです。
たとえば (2x+5)/2
だったら、two x plus five "all over" two に(笑)
逆に、そう言わないと、2x + 5/2ともとれるので、その曖昧さ回避の意味もありますが。


似た表現を考えると、
例えば広告とかで、三人に一人が~っていうときには、
1 out of 3 だし、
普通の比を言うときは、one to three(1対3)になります。
どっちも意味的には、分数と同じですよね。

蛇足ですが、分数に関係するほかの英語は、
fraction 分数、quotient 商、reciprocal 逆数
numerator 分子、 denominator 分母
など。

Quotientは、微分の公式の名前とかに使います。
d/dx (f(x)/g(x)) のやつ。

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