2018年4月25日水曜日

知識は定義可能か

法律を勉強している友達が、哲学の授業の宿題のエッセイで出されたテーマが、
知識(knowledge)は、定義できるのか?
というものらしく、夕飯の時に、物理科の人と一緒に議論というような形になった。

IBの時にも、tok(theory of knowledge)で、知識について少し考えが、そもそもの知識の定義については考えていない。考えてみれば、よくそれで、tokなんて授業が出来たものだ(笑)

いくつか例をあげてもらったが、軽く考えたくらいだと、意味のある、筋の通った定義など思いつかないし、難しいなということはなんとなく分かってくる。

話の中でも、知識は真である必要があるという前提で、すべてのいわゆる知識といわれているものも、完全に真とは言えないから、知識は定義できないという話になった。
ただ、エッセイを書こうとしている本人からすると、知識獲得の過程で、問題が生じるから、知識は定義はできない、という構成で書きたいみたいだったけれど。

まあ、間違っていても知識は知識って思うけど、本当の意味での知識は、また違うものなのかな。

定義付けとか、知識とか、数学もそうだし、学問全体に通じる話ですよね。そういう意味では哲学も面白いなとは思いました。絶対エッセイとか書きたくないけれど。

話の終わりに、物理科の人が、カントの話とかをし始めて、教養の深さに感心した。

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